張禧嬪(チャンヒビン)キムテヒ主演ドラマ!チャンオクチョン、愛に生きる、後半観戦ポイントは?残りの話を面白く見るには?
SBS月火、張禧嬪(チャンヒビン)物語、チャンオクチョン、愛に生きるが折り返し点を回って終盤に向かって走って行って底力を発揮している。
一時7%台まで落ちた視聴率は、ドラマ後半部に入り、二桁の視聴率を安定的に維持している。
13年ぶりに時代劇に初挑戦した9代目張禧嬪(チャンヒビン)役のキムテヒ主演ドラマ、チャンオクチョン、愛に生きるは総24部作で、これまでに20話が放送された。
20話の間、韓国ドラマ チャンオクチョン、愛に生きるは、様々な話を展開してきた。
チャンオクチョン(キムテヒ)はチムバンナイン(針房内人)に宮に入った。
そして王であるイスン(ユアイン)のスンウン(承恩)を受けた後、特別尚宮の座を経て從四品のスグォン(淑媛)に昇格された。
宮女で始めて順次に身分を高めているチャンオクチョンは、私たちがよく知っているように張禧嬪(チャンヒビン)、すなわち朝鮮時代の後宮序列1位に該当する中殿すぐ次の位置である‘ビン(嬪)’の席から中殿の席まで上がる。
したがってチャンオクチョンはイスンの愛を一人占めすることに加えて、身分上昇まで成し遂げる。
母が奴婢という理由で、これまで色々な試練を経験してきたチャンオクチョンは、皆が崇めなければならない席に上がるのだ。
当然、チャンオクチョンがビン(嬪)から中殿になる過程は容易ではなかった。
中殿インヒョン(ホンスヒョン)との激しい神経戦もあったし、チャンオクチョンを阻止しようとするソイン(西人)と、中殿インヒョンの父であり、ソイン(西人)の頭であるミンユジュン(イヒョジョン)の計略もあった。
このような宮廷の暗闘の中で、チャンオクチョンがどのような奇智を発揮して、張禧嬪(チャンヒビン)の座にまで上がるかかなり良い楽しさを示した。
チャンオクチョン(キムテヒ)と肅宗イスン(ユアイン)の子供の頃から始めて、チャンオクチョンが朝鮮時代のファッションデザイナーとして活躍する姿と、どのように宮に入り、イスンの愛を受けることになるか、チャンオクチョンがなぜ野心のある女性に変貌することになるかを一つ一つ説明した。
それなら、残った4話の韓国ドラマ チャンオクチョン、愛に生きるでは、どのような話が繰り広げられるか?
折り返しを回ってゴール地点に走って行く、張禧嬪(チャンヒビン)キムテヒ主演ドラマ、 チャンオクチョン、愛に生きるの後半の観戦ポイントを調べてみた。
張禧嬪(チャンヒビン)になったチャンオクチョン、なぜ捨てられることになるか?
結局チャンオクチョンは張禧嬪(チャンヒビン)となり、後日、粛宗イスンを引き続き王位に上がるキョンジョン(景宗、朝鮮20代王)を生む。
これと共に、粛宗イスンの愛は極に達する。
そうでなくてもチャンオクチョンを命のように愛していた粛宗イスンなので、そんなオクチョンが王位を継ぐ王子まで生み出してくれるので、大切な心がさらに大きくなるしかない。
ここではいろいろな政治的得失を考慮して粛宗イスンは、中殿インヒョン王后(ホンスヒョン)をペビ(廃妃)とするまで至る。
チャンオクチョンは朝鮮の王妃となる。
朝鮮王朝史上、一介中人出身の女官が王妃の座にまで上がった初めての事件が発生することである。
しかし、チャンオクチョンの最後は悲劇である。
彼女がイスンが下した毒薬を飲んで死ぬことを、歴史を元にした作品の結末を我々はあまりにもよく知っている。
しかし、このような歴史的事実も監督を含めた製作陣、スタッフ、俳優たちがどのように表現するかによって、雰囲気が相当変わる。
歴史は、数学や科学のように決まった答えが存在しているのではない。
ただ過去の‘事実’を持って、その事実が何を意味するのか再解釈することが、現在の私たちができることである。
‘稀代の悪女’として描かれた張禧嬪(チャンヒビン)が、今回キムテヒ主演ドラマ、チャンオクチョン、愛に生きるを介して理由ある悪女に生まれ変わった。
彼女が毒婦になるしかなかった理由と、それを探すのが、韓国ドラマ チャンオクチョン、愛に生きるを見る、新しい楽しみになったのだ。
チャンオクチョンに扮したキムテヒ、また彼女を愛する肅宗イスンに扮したユアイン!
チャンオクチョンは自分の‘中殿時代’を開いたが、下り坂が予告されている。
粛宗イスンの大きな愛を受けて幸せの頂点に上がったチャンオクチョンが、女性として上がることができる最高の席に上がった現在のチャンオクチョンが、どのように没落することになるか、その過程も韓国ドラマ チャンオクチョン、愛に生きる後半部を楽しく見ることができる観戦ポイントだ。
ヒョンチス(ジェヒ)とスクビン(淑嬪)チェ氏(ハンスンヨン)はどのように活躍するか?
キムテヒとユアインが劇の中心を導いていくとしたら、これらをより一層引き立てているのはインヒョン王后役のホンスヒョン、ドンピョンクン(東平君)役のイサンヨプ、チャンヒョン役のソンドンイルなどの功労が大きい。
補助者、時には邪魔者とライバルに、それぞれの個性が盛られたキャラクターの饗宴は、劇の緊張感を倍加させている。
それぞれの方法で総攻撃を始めたこれらのの熱演は、劇をより豊かにしている。
張禧嬪(チャンヒビン)物語、チャンオクチョン、愛に生きるにはまだ活躍していない主演級俳優たちがいる。
ヒョンチス役のジェヒと、スクビンチェ氏役のハンスンヨン(KARA)だ。
これらは韓国ドラマ チャンオクチョン、愛に生きる後半部に登場して、ドラマを揺るがす重要な任務を遂行することになる。
ジェヒが演技するヒョンチスは、チャンオクチョンを子供の頃から片思いしていた男だ。
子供の頃、実の兄のようにオクチョンを世話をしていた彼は、まだオクチョンへの愛を胸に抱いて大人になって帰ってくる。
おびただしい財物を集めて巨富になったヒョンチスは、すでに‘王の女’になったチャンオクチョンのために喜んで自分の命まで出す。
愛のために王の上に立とうとするヒョンチスの登場が、粛宗イスンとチャンオクチョンの間に、どんな波乱をもたらすか注目される。
ガールグループKARAのメンバーであるハンスンヨンは、張禧嬪(チャンヒビン)物語、韓国ドラマ チャンオクチョン、愛に生きるを通じて初めて正劇演技に挑戦する。
ハンスンヨンが演じるチェムスリ(雑仕)は、後日のスクビン(淑嬪)チェ氏で、粛宗イスンのスンウン(承恩)受けて、英祖を生む女性だ。
チャンオクチョンに陥っていた粛宗イスンが、背を向けられることになる最も重要な役割をする人物が、まさにこのスクビン(淑嬪)チェ氏だ。
ムスリ(雑仕)出身の彼女が、どのようにスクビン(淑嬪)の席に上がってチャンオクチョンを押し出すのか、チャンオクチョンとインヒョンの神経戦の中で、彼女がどのように生き残るかを見るのも面白そうだ。
キムテヒとユアインが作り出した新しい張禧嬪(チャンヒビン)とスクジョン(粛宗)!
既存の張禧嬪(チャンヒビン)は刺刺しい悪女としての姿が強調された。
チャンオクチョンが悪い女だから粛宗イスンを誘惑し、これに騙された粛宗が、筋道が通らない行動をしたものと知られている。
また、インヒョン(仁顕)王后ほど良い女はなかったと知られている。
しかし、‘歴史は勝者のものである。だから、敗者の真実は歪曲されるはずだ。’と、韓国ドラマ チャンオクチョン、愛に生きる企画意図で示したように、勝者によって記録された歴史を、勝者の歴史を排除して、人と時代の視線において、新しい視点で再照明したドラマである。
勝者によって記録された歴史の中で、女に振り回された優柔不断な人に描かれた‘スクジョン(粛宗)’と、邪悪な希代の妖婦と刻印された‘張禧嬪(チャンヒビン)’!
2013年キムテヒ主演ドラマ チャンオクチョン、愛に生きるの張禧嬪(チャンヒビン)、つまりチャンオクチョンは、宮廷女人たちのありきたりの暗闘の話ではなく、スクジョンイスンの政治的カリスマ性と絶対的な愛、そして衣服デザイナーとしての夢を持った女性で、専門的な宮中職業人として、身分から来る制限のために、身分のくびきを飛び越えようとして権力の頂点に立つ決心をした女性として描かれた。
粛宗イスンとの愛も、彼が王という身分を知る前のことだった。
また、粛宗は、チャンオクチョンの美色だけに溺れたのではなく、彼女の理想と信念に引かれており、自分の愛を守り、王権を強化するための行動に映し出された。
二人に対した新たな視点と、人間的な接近を通じて‘粛宗(スクジョン)’と‘チャンオクチョン(張玉貞)’が永遠不滅の愛を交わして生きて行った姿が多彩に描かれるはずだ。
このようにキムテヒとユアインの熱演が後押しされ、相乗効果を起こしている新しいチャンオクチョンと粛宗のキャラクターを見る楽しさが観戦ポイントの一つだ。
残りの話が関心を集めている、キムテヒ主演ドラマ張禧嬪(チャンヒビン)物語、韓国ドラマ チャンオクチョン、愛に生きるは、毎週、月曜日と火曜日の夜9時55分に放送される予定だ。
スンウン(承恩):臣が王から特別の恩を受(う)けること。
侍女が王の寵愛を受けて寝所にはべること。
チョンサぷム(從四品):朝鮮時代18品階中、第8等級に該当する。
スグォン(淑媛):朝鮮時代チョンサプム(從四品)內命婦(女官)内官の品階である。
王の後宮で、妃の補佐とブリェ(婦禮)を務めた。
ソウォン(昭媛)の下で、後宮の一番末尾である。
內命婦は宮中で務める品階の女官で、ジョンイルプム嫔からチョンサプム淑媛までを內官、ジョンオプム尚宮からチョングプム奏变宫までをグングァン(宫官)とした。
ペビ(廃妃):王妃の位から退(しりぞ)けること。また, その后(こう)。
チュンイン(中人):朝鮮王朝時代、支配階級である両班(ヤンバン)よりは下、被支配階級である平民よりは上の階級の人。中間に位置する身分。
ビン(嬪):朝鮮時代の女官の正一品位號。
正一品の品階を受けた王の後宮と世子の嫡室だ。
世子嬪は王世子の配偶者として世子が即位すると、自動的に王妃に昇格される。