シンイ-信義-あらすじ2話と感想！恭愍王の悩み、恭愍王がシンイ-神医ユ・ウンスを止めた理由は？
シンイ-信義-あらすじ2話では、コンミン（恭愍）王の王命に‘天の門’を通って戻れなかったユ・ウンス（キム・ヒソン）の刀を避けずに身で受けたチェ・ヨン（イ・ミンホ）は、自分の命でユ・ウンスとの守れなかった約束の代わりにしようとした。
シンイ-信義-あらすじ2話で一つ理解できなかった点は、恭愍王（リュ・ドクファン）が下した王命だった。
チェ・ヨンは高麗武士の誓いは命そのものだと、ユ・ウンスを高麗に連れて行って保障される安危なら窮屈ではないかと、直接的に恭愍王を嘲笑した。
王であればせめて私たちとは違わなければならないかというチェ・ヨンの話に、深い思いをするような恭愍王だったが、ユ・ウンスを阻止せよというチョ・イルシン(イ・ビョンジュン)の意見を取るのが不思議だった。
理由は二つだったと考えられる。
一つは、ノグク（魯国）公主を高麗まで無事に連れて行きたいと思ったものであり、もう一つは、チェ・ヨンの命を救うだったのではないかと考えられる。
コンミン王が自分の安否などを思っていたら、本当にそうだったら多分ケッジャン（客桟）に刺客が押しかけて目の前で剣を振り回した時、隠したり、避けようとしたと思う。
恭愍王は‘怖くても、僕の後ろから逃げなければ、守ってあげます。’というチェ・ヨンの言葉を信じた。
いや、逃げなかった。
逃げて得られるお粗末な命などは恭愍王も望んでいなかったからだ。
そうした彼がなぜチェ・ヨンの命に賭けをしたのか？
ノグク公主（パク・セヨン）は、恭愍王の心中を知っていたようでもある。
一つだけは除いて…
コンミン王は悩んだだろう。
チョ・イルシンの言葉通り、天の医員ユ・ウンスを連れて高麗に戻ると、王としての威厳も保たれるし、高麗の民と皇室には天が高麗を捨てなかったという希望を抱かせてやることができたんだが…
しかし、チェ・ヨンは自分の命をかけてユ・ウンスを戻らせようとした。
もし、チェ・ヨンに天の医員を止めろうと命じなかったならば、チェ・ヨンが危険にさらされることを恭愍王は、事前に知っていたのではないか？
高麗を守ってくれる天が送った医員を戻したとしたら、朝廷（ちょうてい）官僚たちが反逆とし、チェ・ヨンを処刑しようとしたはずだ。
ノグク公主も、おそらくこのような恭愍王の複雑な心中を整理して見たと思う。
ノグク公主が‘殿下は本当に彼を殺したいのか？気になる。’という話をしたとき、恭愍王が驚いたのも、王妃が自分の考えを読まれたからだろう。
一方、チェ・ヨンがウンスの刀を受けると、チョ・イルシンは恭愍王と王妃が泊まっているケッジャン（客桟）が危険だと言いながら急いでその場を離れようとする。
すると、ウンスは手術をすべきだと言う。
動けなくなった状態の大将チェ・ヨンが心配になるウダルチ隊員たちがもじもじすると、チョ・イルシンはチェ・ヨンをそこに置いて行かなければならないと、残酷にもチェ・ヨンの腹部に差し込まれている刀を引き抜く。
“これで、ウダルチこの者は、私が殺したのです。”
おそらく、この機会に、後で後患になるかもしれチェ・ヨンを殺してしまおうとするチョ・イルシンの企みだったのかもしれない。
大将チェ・ヨンの命が危機に瀕すると、ウダルチ隊員オ・デマン（キム・ジョンムン）は、光の速度で天の医員ユ・ウンスの手術器具を取りに走っていく。
恭愍王は、チェ・ヨンが王命を逆らわないということをを確信していた。
しかし、チェ・ヨンが刀に刺され手術が必要だとすると、恭愍王は憤りを隠せない。
“ウダルチチェ・ヨン、その人が私の命を逆らったのか？それで、切ったのか？”
慌てた恭愍王は、チェ・ヨンが御命を守ったのか、それだけに関心を持つ。
チェ・ヨンなら一緒に自主的な力を持つ高麗に再び立て直せると思ったが、抗命をしたというのが信じられなかっただろう。
チェ・ヨンの連絡兵であるオ・デマンが恭愍王の怒りを慰めてあげることはした。
“大将は御命に従いました。それで、死んでいきます。”
恭愍王が言うことを代わりに言ってくれたのは、ノグク公主 だった。
“ウダルチ大将は私の命を生かした人、私が王妃の名で命ずるのに行って助けてやれその人、このように命じてもよろしいですか？殿下。”
ケッジャン（客桟）：中国の宿泊施設。中国の旅館または下宿屋。主に商品を取引したり、または商谈をする地方商人の宿泊施設。
