シンイ-信義-あらすじ3話と感想！虚空で合った眼差し！
韓国ドラマ シンイ-信義-あらすじ3話でチェ・ヨン（イ・ミンホ）は、コンミン王（リュ・ドクファン）の御名でユ・ウンスとの約束を破ることになると自ら死を選んだが、チャン・ビン(イ・フィリップ)とウンスの助けて意識を取り戻すとケソン（開城、高麗の王都）行きを急ぐ。
ケソン（開城）に向かう馬車の中！
まだ現実と夢の間をさまよっているようなユ・ウンス（キム・ヒソン）！
王という人が登場しないか、わけも分からず連れられて来て首の刺傷を治療してあげた女性が元の国の公主って、こんなとんでもない夢は二度と見たくないウンスだ。
ウンスの頭がいかれているのか、狂った人々の国に来ているのか、このすべてのことがただの夢であることを願うだけだ。
しかし、悪夢は続く。
ウンスが、このすべてが夢ではないかもしれないという気がする時はチェ・ヨン、その人と目があう時だけだ。
激しく壁に押さえつけて、ウンスをにらみつける燃え盛る目つき、生々しい瞳は夢ではないと言ってくれていた。
そして、コンミン（恭愍）王と隊長チェ・ヨンとウダルチ一行は、紆余曲折の末、高麗の首都ケソン（開城）に到着する。
ケソン（開城）皇室、誰もいないがらんとした大殿は、コンミン王の地位を物語っていた。
10年という人質生活を終え、高麗の新しい王が到着したのに重臣という者たちが見えをない。
元の国が勝手に操るかかし王であることをあざ笑うかのように…
コンミン王は、どんなに狼狽したのだろうか？
ノグク公主（パク・セヨン）の目の前で王のプライドが傷ついたようだった。
高麗はキ・チョル(ユ・オソン)の世界であり、がらんとした大殿だけが高麗第31代王、恭愍王を迎えていた。
10年ぶりに帰ってきた高麗は、そのように崩れていく壁のように傾いていた。
威勢を誇示するために弟のキ・ウォン（チェ・ソクジン）の家に誕生祝いの席を設け、貪欲と権勢に目が遠い臣下の入闕を防いでしまったキ・チョル(ユ・オソン)であった。
高麗のために忠誠を尽くしていた忠臣たちは、すでに毒殺された状態だったので迎えに出てきた者が皆無にしか…
10年ぶりに帰ってきた高麗で唯一、コンミン王を喜んで迎えたのは、チェ尚宮（キム・ミギョン）だけだった。
しかし、コンミン王は落胆しなかった。
これから一つずつ着々と高麗を立て起こすのだ。
チェ・ヨンと一緒なら自信があるコンミン王だった。
天の下で信頼できる者、命で御命を守るチェ・ヨン隊長と一緒なら。
そしてもう一人、一緒にしてほしい人がいた。
愛することができない女人、だが天の下で愛するただ一人の女人、ノグク（魯国）公主（パク・セヨン）と一緒に。
コンミン王とノグク公主、二人の対話は続いていた。
虚空で合う二人の眼差しで…
“これが私の高麗です。力のない高麗王、ここで私、どんなことができると思いますか？笑っているでしょう。笑ってください。そして、よく見てください。これから私が何をするのかを…”
“殿下、殿下の座です。恐れて腹が立ちますか？そばで揺れないよう支えて欲しいとおっしゃいましたね。頼りになりたいと思います。殿下の座、殿下の国をしっかり守ってください。もう、私は高麗の女人です。”
一方、治療を拒否するチェ・ヨンの体は火だるまだ。
チェ・ヨンの顔色と少し擦れた手の熱気でウンスは、チェ・ヨンがもしかすると‘敗血症’にかかるかもしれないという。
ウンスは典醫寺（チョンウィシ）で高麗の最高医員チャン・ビンと相談しチェ・ヨンの治療に専念することにしたが、現代の治療薬を高麗で求めるのが容易ではなかった。
その話を聞くと、視聴者たちの心が不安になる。
ウンスに治療を受ければ良いはずなのに頑固にもチェ・ヨンは治療を拒否する。
本人が自分の安危を気づかわないから心配する人は周囲の人々である。
最も心配している人は、チェ・ヨンを刺し生かしたユ・ウンスでウンスほど心配している人々は視聴者たちだ。
もちろん、それが製作陣が意図していたことだろうけと…
典醫寺（チョンウィシ）：高麗、恭愍王時代に医薬と治療に関する仕事を引き受けていた官衙。
