信義あらすじ1話＆レビュー！イミンホドラマ、シンイ-信義、タイムスリップどんなに違ったか？雷電など派手な見どころとキムヒソン好演！
イミンホが主演を務めて、キムヒソンの6年ぶりの復帰作である、信義韓国ドラマ視聴率は全国視聴率9.4％、首都圏視聴率10.8％を記録した。
シンイ-信義あらすじ1話は、タイムスリップという共通分母を持ったドラマと違って、弾けるようなキャラクターと、ファンタジー的面白味を加えた多様な見どころで、神秘的で独特な時代劇の始まりを知らせた。
1話放送が始まるやいなや、漢未の伝説的な人、華佗（ファタ）を水墨アニメーションという新しい手法で表現したが、これは韓国ドラマでは初めて導入した技法だと言う。
また、韓国ドラマシンイ-信義1話では派手なアクションも加味されたが、手で雷電を撃つチェヨン（イミンホ）と蛍光物質を振り撒いて、暗闇の中で敵を殲滅するCGシーンは、これまで見られなかった新しい効果で視線をひきつけるのに充分だった。
イミンホドラマ初時代劇‘シンイ-信義’は、高麗王朝最後の改革王だと言える恭愍王（リュトクファン）とチェヨン将軍(イミンホ)、そして現代から来た女医ユウンス（キムヒソン）という人物の歴史とファンタジーの組み合わせが興味深い。
特にチェヨン将軍の想像もできなかった虚々実々なキャラクターは、ドラマを新鮮な楽しさに導いて行くようだ。
‘チェヨンアリ’が出てくる兆しが初回から見えるのは良い兆候ではないか？
カリスマある目つき、画面をぎっしり満たすイミンホのビジュアルが時代劇でも輝いた。
さらに、将軍というイメージが与える謹厳で重い、俗に言うもったいぶった将軍ではないという点は予想外だった。
万事が面倒なよう眠りにがっついたチェヨン将軍は、考えたこともない新鮮なキャラクターだった。
シンイ-信義あらすじ1話！歴史とファンタジーが出会った！
歴史の中の華佗（ファタ）は、漢未の伝説的な名医だった。
內部損傷、外傷、毒、数十年も治らない慢性病まで、華佗（ファタ）が直すことができない病気はなかった。
しかし、華佗（ファタ）の真の医療技術は、外科手術であった。
同じ時代、天下を飲み込もうとした曹操があった。
曹操は慢性病の深刻な頭痛があったが、華佗（ファタ）は、針で曹操の慢性病である頭痛を治療する。
曹操は華佗に自分の神医になってくれとお願いすると、華佗は断りして、このような華佗を捕らえるために曹操の軍が動いたが、華佗は天の世界に行く。
韓国ドラマシンイ-信義1話の最初の画面は、まるで水墨画のようなアニメーションで始まった。
歴史の中の伝説的な神医‘華佗’を紹介する内容だった。
シンイ-信義あらすじ1話は登場人物紹介編で、西暦1351年元の国に人質として行って魯国公主（パクセヨン ）と結婚して高麗に戻ってくる恭愍王（高麗31代王）を護衛する過程が描かれた。
この過程で、過去と現在、歴史とファンタジーが出会う事件が発生する。
高麗武士、チェヨンが恭愍王と魯国公主（パクセヨン）を仕えて、高麗に戻る途中、恭愍王たちの命を狙う反対勢力の尾行が続いて、それに船便も切れて、降り注ぐ雨にこれ以上移動するのは無理との判断に臨時に用意した居所で一晩泊まることに決定する。
客桟に留まるようになった恭愍王一行は、いつ押しかけて来るかもしれない襲撃に恐れて、不安におののいているに、20歳の恭愍王の部屋にいきなり入ったチェヨンは、“王妃様と仲が良くないことを知っていますが、我々が護衛をするため、一部屋にいらっしゃってください”と、お願いする。
ところが、その夜、暗殺者たちに客桟は急襲にあって、これにチェヨンは恭愍王に、“私を信じて、私のそばにいれば、保護することができます”と言う。
しかし、刺客によって、魯国公主は首に致命的な傷を負え命が危うくなり、本格的なシンイ-信義あらすじ1話が始まる。
刺客によって首に傷を負った魯国公主は倒れ、医員チャンビン(イピリップ)はチェヨンのネゴン（内功）の力を借りて王妃を治療するが、臨時方便であるだけだった。
血脈が切られ神医だけが魯国公主を生かすことができるという、医員チャンビンの話に、高麗の前途が心配になる恭愍王一行は、華陀（ファタ）が入ったハヌルムン（チョンヒョル）を見たジョイルシン（イビョンジュン）が妙策を思い出して、天空を介して神医を連れて来なければならないと恭愍王を説得する。
魯国公主により、元の国の圧力が加えられることを恐れていたからだ。
たとえ、愛していない王妃でも、高麗を属国にしようとする元の国の強圧に、恭愍王は高麗の未来を心配しなければならなかったからだ。
韓国ドラマシンイ-信義1話で恭愍王の役を演じるリュトクファンは、憂愁を帯びた目つき演技が引き立った。
まだ弱い恭愍王、元の国に人質として捕らわれて10年を生きて、彼が忍耐して我慢しなければならなかった羞恥心と侮辱感、怒りを隠したまま柔弱な王の姿に偽装しているが、恭愍王が恐ろしい王に変わっていくことを弱い目つきの中でも知ることができた。
恭愍王とチェヨンの獨對場面は、潜竜の研ぎ澄まされた鱗と、悠々と漂流するようだが、鋭い鷹の爪を隠せないチェヨン将軍の浩然の気が生きて出てきた場面だった。
多分、この場面で、恭愍王とチェヨン将軍の間に信頼が芽生えたと見られる。
王命を受けて何の戸惑いも、ためらいも、恐怖もなく、ハヌルムンに向かって歩いて入る、チェヨンの断固たる態度は尋常ではなかった。
“私を迎えに来る間、何の考えをしたんですか？”、“骨の髄まで元の国に染まったはずだ。そんな方に高麗を任せるので、我々の民たちが本当に運がないなと思っていた”と、チェヨンの言葉に恭愍王は腹も立てない。
ただみんなそう思うだろうと、自嘲する声だった。
チェヨンがその瞬間見たのは、恭愍王の目元に浮かべた涙だった。
悲しみの歳月、怒りを隠して生きてきた、力のない国、高麗の王になった重みのようなものだった気がした。
恭愍王が不忠の罪を聞いて、その場ですぐ首を切ってしまうぞと怒ったならば、チェヨンが恭愍王を特に嫌いだったかもしれない。
しかし、恭愍王の濡れた目には、骨の髄まで元の国に染まったのではなく、悔しい悲しみと無力さに自虐する感情が入っていた。
チェヨンが眠りの魔に取りつかれた人のように、万事に意欲なしで生きる理由とも同じだった。
チェヨンが恭愍王を呼び止め、特に嫌いでもないと、言葉を付け加えたのも、そんな自分の姿を恭愍王を通じて見たものではないか？
魯国公主を生かさなければならない恭愍王は、天が開けてくれる門に、臣下たちを連れて行くことになる。
嘘のようにハヌルムンが開かれ、護衛武士チェヨン、つまり、ウダルチは恭愍王の御命に魯国公主を生かす神医を探すため、華陀が入っていた世界に旅立つチェヨン！
恭愍王(コンミン ワン、1330~1374年)
高麗の31代王で、中国元の国出身の妻を愛しながらも反元政策を広げた王。
元の服と髪型一色だった王室の風習を高麗の物に思い切って変えた改革君主。
華佗（ファタ）
中国の後漢末期の薬学・鍼灸に非凡な才能を持つ伝説的な名医。
本籍は沛国譙県（現在の安徽省亳州市。また河南省永城市という説もある） 。
「華陀」とも書く。「華佗」とは「先生」を意味する尊称。
